運転見合わせの北陸新幹線 午後9時に運転再開へ…線路に立ち入った男性を無事確保
JR西日本によりますと、25日午後6時20分ごろ、北陸新幹線の停車中に男性の乗客が線路内に立ち入ったとして、富山駅と長野駅の間で運転を見合わせています。乗客はその後確保され、午後9時ごろに運転を再開する見込みです。 JR西日本によりますと、25日午後6時19分ごろ、新潟県の糸魚川駅から富山県の黒部宇奈月温泉駅に向けて走行していた「かがやき511号」が走行中に通常と異なる音がしたため停車しました。停車後、運転士が車両を点検していたところ、停車した新幹線から線路に降りた男性の乗客の姿を確認したため、富山駅と長野駅の間で運転を見合わせています。 JR西日本によりますと、「かがやき511号」は、黒部宇奈月温泉駅から糸魚川駅より9キロの富山県朝日町で停車しています。 線路上に降りた男性は60代くらいと見られ、10号車の扉を何らかの形で開けて線路に出たということですが、線路上を捜索した結果、午後8時すぎに車両から7キロ離れたところで乗客は確保されたということです。男性の命に別状はなく、「かがやき511号」の乗客にもけが人はいないということです。 JR西日本では午後9時ごろから運転を再開する見込みです。
北陸放送