新型コロナ専門家会議が会見(全文6完)今日もみんなマスクしている
伝統的な国民のメンタリティー
尾身:20年。私がWHOにいたころからやってますから。こういうことを日本はずっとやってきてる。数はまだ限られてますけどね。そういうようなことで、日本のいわゆる伝統的な国民のメンタリティーというかそういうのがありますね、カルチャー。今日もみんなマスクしてる。私も初めてですけど、マスクしたのは。そんなようなことがあるんで、日本のモデルというのはそういうことで出てきて、これが今注目されてて、私ども専門家の願いは、今言ったようなことをこれから強化をして、いろんな、オールジャパンですよ。国民も政府も都道府県もジャーナリズムも一緒になって、今回も、できれば日本の死亡率を、世界一とまでは言わない、それは分からないけども、【インガ**** 01:58:28】というのがわれわれの願いですから、そういう意味でみんなで頑張ろうっていうことですね。 日本経済新聞:逆にドイツなんかで検査数をかなりこれだけ検査してますからっていうような言い方をしてると思うんですけども、それは逆にドイツは、他国のことではありますが、どういう戦略でああいう形を取っているんだろうというふうに思われますか。 尾身:それは、PCRのことについては、これは韓国なんかはやっぱりMERSがありましたよね。あとシンガポールというのは小さい国で、これはSARSの経験が極めて重く、で、日本ももちろんSARSの経験したしやりましたけど、やっぱり受け止め方が違ったことは事実。で、このキャパシティーをかなり強くやったというのがありますね、韓国。日本はそういうことで、日本の、こういうことで現状がこうです。しかし一生懸命、今、民間の検査会社らもやって、このスピードが少しずつ速まったけど、私個人としてはもう少し、やるべき人にやれるだけのキャパシティーをもうちょっとワンプッシュしていただきたいという気持ちはありますけど、そういうことで日本中で今はやってきたということですね。 幹事社:すいません、幹事社なんですけども、会見開始からもう2時間たって、先生方、次の予定あるのと、あとブリーフィングされる方もずっと待ってらっしゃるので、1回、会見はもうここで切らせていただいてよろしいでしょうか。申し訳ありませんが。 日本経済新聞:すいません、もう1点だけ、すいません、いいですか。あ、いいです、すいません。 幹事社:どうもすいません。長時間、大変ありがとうございました、お疲れの中。 (完)【書き起こし】新型コロナ専門家会議が会見