ドジャースに暗雲 ベシアが肋間筋痛と診断 優勝決定シリーズ出場は絶望的 ロバーツ監督「(出場の)可能性は低い」
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は12日(日本時間13日)、ナ・リーグ優勝決定シリーズの前日会見に臨み、リリーフ左腕のベシアの復帰が絶望的となったことを明かした。 ベシアが11日の地区シリーズ・パドレス戦で八回前の投球練習中に脇腹のけいれんを発症して緊急降板。厳しい表情を浮かべてベンチを後にし、指揮官はMRI検査を受けることを明言していた。 その結果、「肋間筋痛」と診断されたことを明かし、優勝決定シリーズでの出場は「可能性は低い」と絶望的な状況であることを明かしたロバーツ監督。地区シリーズで26イニング連続無失点を記録したリリーフ陣にとっては大きな痛手だ。 今季はチーム最多の67試合に登板し、5勝4敗5セーブ、防御率1・76をマークしたベシア。ポストシーズンでも3試合の登板で3回無失点、4奪三振と安定した成績を残していた。頼れる左のリリーフエースを欠く状態で、勢いに乗るメッツを迎え撃つことになりそうだ。