エリカエクスプレス軽快…植山助手「抽選も順調に突破してくれれば」【フェアリーS追い切り】
◇8日 フェアリーS追い切り(栗東トレセン) まずは抽選を突破するのみ。それさえかなえば2連勝での重賞初制覇も成し遂げられそうだ。鮮やかな逃げ切り勝ちで初陣を飾ったエリカエクスプレスは栗東坂路で単走で追われた。 軽快な脚取りで4F55秒7―40秒1―12秒5をマーク。植山助手は「輸送もあるので、さっとしまいだけ確かめる感じでしたが、良かったと思います。順調にきていて態勢は整っている感じです。あとは抽選も順調に突破してくれれば」と願った。 前走はハナに立つと直線へ向いても手応えは十分。そのまま後続に2馬身半差をつけて押し切った。同助手は「逃げにこだわっているわけではないですが、スピードの違いで前に行きました。控えても競馬はできると思いますし、むしろその方がいいかと思います」と振り返った。その後はじっくり休ませて中間は元気いっぱい。出来は前走以上と言ってもいい。 初めての舞台に長距離輸送とクリアしなければならない課題はあるが「輸送はやってみないと分からないけど、自分のリズムで走ることができればいいところを見せられるんじゃないかと期待しています」を意気込む。上昇ムードが漂っているだけに出走できればどんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみだ。 (栗東取材班)
中日スポーツ