具付のりが国土交通大臣賞、手造り日高つぶ入りハンバーグが観光庁長官賞に
すぐれた観光土産品表彰のため毎年開催されている「NIPPON OMIYAGE AWARD」(全国推奨観光土産品審査会)の表彰式が2月20日に行われた。今回、「国土交通大臣賞(グローバル部門)」に選ばれたのは山本海苔店(東京都)の具付のり「一藻百味5袋詰合せ」だ。 日本ののりを使って食事をしたことがない海外からの観光客に、のりの食文化を紹介するため、うに、鮭、明太子、ネギみそ、うめの5種の味の具材を加えて仕上げた。ご飯にのりをのせて、巻いて、はさんで、あるいはおにぎりに使う。または、おつまみなど様々な味わい方を伝え、世界に日本の魅力を発信する土産だといえる。
菓子、食品、民工芸、グローバルの全部門の商品から選ばれる「観光庁長官賞」には、さっちゃんハウス(北海道)の「手造り日高つぶ入りハンバーグ180g」(800円)が選定された。 このハンバーグには、地元の北海道日高産刻み昆布をひき肉に混ぜ込み、日高産の「灯台つぶ貝」をトッピングしている。こだわりのひき肉のブレンド法の開発には三年かけたという。 このほか、「日本商工会議所会頭賞」には、株式会社西利(京つけもの西利)(京都府)の「乳酸菌ラブレ20g・7日間セット」(1,329円)が選ばれた。 同AWARDの様々な賞を受けた土産品は「NIPPON OMIYAGE AWARD」のロゴが使用できるほか、全国の信用金庫のネットワークを活用した「よい仕事おこしネットワーク」が運営する「お取り寄せガイド」への掲載などの支援が受けられる。