中四国初「スターバックス ティー&カフェ」 2025年3月、新広島駅ビルに出店 コーヒーではなく「ティー」が主役
ポットに映える色鮮やかな素材、舞い上がる茶葉。カップから漂う華やかな香り。2025年春、中国四国地方で初めて味わえる一杯だ。コーヒーのイメージから一新、スターバックスがすすめる「ティー体験」に迫った。 【画像】東京・大阪・福岡など全国15店舗を展開する「スターバックス ティー&カフェ」
「ティー」に特化したスタバが初出店
2025年3月の開業へ期待が高まる広島駅の新たな商業施設「ミナモア」。 訪れた人がカフェのようにホッとひと息つける空間“全館カフェ”をコンセプトに開業準備を進めている。 最新のトレンドがそろう4階フロアに出店が決まったのはスターバックスの“ティーに特化”した店舗「スターバックス ティー&カフェ」。中国四国地方では初めての店舗になる。 スターバックスコーヒージャパン・井上知行ディストリクトマネージャーは「どうしてもスターバックス=コーヒーと思われます。コーヒー以外に何か飲みたいなと思う方もいらっしゃるし、そういった方にもこれからティーの体験を増やしていけるかな」と話す。
上質な茶葉とボタニカル素材から抽出
「スターバックス ティー&カフェ」は2020年に東京・六本木にオープンして以降、大阪や福岡などで15店舗を展開。 実は、スターバックスでは創業当時からコーヒーだけではなく「ティー」も主力商品。ラテやフラペチーノなどこれまでにないティー体験を提案してきた。“進化の立役者”でもあり、その価値をさらに高めていこうとティーが主役となる店舗を全国に展開している。 通常店舗と異なる魅力を、スターバックスコーヒージャパンの田中有紀さんと富岡紋菜さんは強調する。 「抹茶は通常のレギュラー店とは違う抹茶を用意しています」 「ティバーナの紅茶は想像を超えるというか、こんな見た目でどうやって紅茶が入るの?みたいな紅茶が多い」 使用するのは、上質な茶葉とボタニカル(植物由来)素材を選び抜いたスターバックスの独自ブランド「ティバーナ」。これまで味わったことのないティー体験を追求しているという。特別にテレビ新広島の野川諭生キャスターが「シトラス ラベンダー セージ」を試飲させてもらった。 「ホッとする味ですね。ラベンダーの香りに心が安らぐような。一日の仕事を終えてリラックスしたいときにいいのかな」 そこへ、味を引き立たせるためにガムシロップをすすめる富岡さん。野川キャスターは飲みかけのティーにシロップを入れ、軽くかき混ぜた。 「ストレートで飲んだ時はラベンダーの香りがあってリラックスムードが漂い、シロップを加えるとフルーツの印象が強くなりました。印象が変わって、新しい世界ですね」
広島駅周辺の商圏は「非常に魅力的」
現在検討中だという店舗デザインもこれまでのイメージとは正反対だとか。 店舗デザインについて田中さんは「飲んでいただくティーがとても色鮮やかな華やかな見た目になっているので、ティーを五感で楽しんでいただくことを大切にしています」と言う。 中四国初となる出店。広島駅周辺の商圏をどう捉えているのだろうか。 井上ディストリクトマネージャーは「非常に魅力的です。通勤・通学、ビジネス、観光で広島に来られるいろいろな方にご利用いただいて、くつろいでもらえるとありがたいです」と、生まれ変わる広島駅周辺エリアに期待を寄せている。 (テレビ新広島)
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