ネットで悪評・クレームが多い業種、2024年上半期に1位となったのは「通販」【アラームボックス調べ】
アラームボックスは、「インターネット上で悪評・クレームが多い上位10業種」について調査結果を発表した。2024年上半期においてネット投稿されたクチコミ・評判から悪評・クレームを抽出・集計している。10,750社が対象。
幅広い業種で悪評・クレームが多く発生
まず「悪評・クレームの業種別ランキング」は、通販事業で複数ネットショップを出店している「無店舗小売業」が前期に引き続き1位。1社あたりの平均悪評・クレーム数は5.54だった。続いて「宿泊業」同4.03で2位。3位は前期7位から上昇した「医療(美容含む)」同3.78がランクインした。
他を見ると前期8位→5位の「鉄道業」、前期20位→9位の「飲食店」など、コロナ禍からの回復で活発化した業界ほど、クレームも増えている様子をうかがわせる。
「無店舗小売業」の悪評・クレームについて、ワードクラウドで可視化した結果、「商品」「購入」といった一般的な単語以外に「連絡」「発送」「残念」といった単語があがった。
「宿泊業」での最頻出単語は「部屋」だが、それに続いて「残念」が目立つ。「風呂」「朝食」なども多い。
「医療業」では「予約」「施術」「対応」「契約」が多く、他業種より深刻なトラブルが推察される。
調査概要
・【調査対象】アラームボックスでモニタリングしており業種登録がされていた企業 ・【調査方法】インターネット上に投稿されたクチコミのうち、アラームボックスが「悪評・クレーム」と分類したものを集計 ・【調査時期】2024年1月1日~6月30日 ・【対象企業】10,750社