JR福島駅西口、にぎわい復活へ会場を拡大 福島市で3回目の「ひだまりMARKET」 催し継続へ仲間を募集
福島市のJR福島駅西口側の住民有志らによる「ひだまりMARKET」は24日、駅西口周辺で開かれた。3回目となる今回は会場を西口駅前広場まで拡大して集客を図り、子ども連れなど多くの人でにぎわった。 過去2回は駅の目の前にあるザ・セレクトン福島隣接の緑地で催したが、駅からの人の流れをつくるため会場の範囲を広げた。緑地は雑貨や服など女性向け店舗、駅前広場は子どもの遊びや飲食店舗が中心の構成にした。 出店者は前回から約10店舗多い県内外の32店舗となった。初めて高校生のチャレンジブースも設けた。聖光学院高の2年生が、伊達鶏の生産者や飲食店関係者らによる「伊達鶏の会」とともに唐揚げなどを販売し、地域の魅力をPRした。 ひだまりMARKETは、イトーヨーカドー福島店の閉店などで人通りが減った駅西口を盛り上げようと始まった。実行委員会代表の阿部彩さんは「会場を広げて前回よりも駅の利用者が来てくれるようになった」と手応えを語る。次回は来春の開催を検討中だが運営メンバーが少なく、持続可能な催しとするには体制の改善が必要と感じているという。
阿部さんは「西口を盛り上げたいと思っている個人、団体、企業の方はぜひ仲間になって」と呼びかけている。問い合わせは、ひだまりMARKETのインスタグラムのダイレクトメッセージかメール(hidamari.market.fk@gmail.com)へ。 (県北版)