初出場の良城小が市長に決意、17日に福島で全日本合唱コンクール、「夏の県大会より良い演奏を」【山口】
第77回全日本合唱コンクール全国大会(全日本合唱連盟など主催)に県代表として初出場する良城小合唱団の後藤駿太朗団長(6年)ら団員6人と宮﨑康生校長、顧問の末廣めぐみ教諭が6日、山口市役所を訪れ、伊藤和貴市長に金賞獲得に向けて抱負を語った。 同合唱団は2005年に創設。現在は4年生以上の43人が所属し、平日の放課後に週3回各1時間と土曜の3時間、練習に励んでいる。8月11日に萩市民会館で開かれた県大会では金賞と県教育長賞を受賞し、全国大会への推薦を受けた。歌詞の一つ一つの発音の美しさが高く評価されたという。 宮﨑校長による県大会の成績報告に続いて後藤団長が「全国大会に向けて、たくさん練習してきた。夏のコンクールより、さらに良い演奏ができるよう頑張りたい」と意気込みを語った。 大会の課題曲の童歌「一番はじめは」を披露すると、大学時代に混声合唱団に所属していた伊藤市長も驚き「とてもすてきな歌声が聞けて本当にうれしい。ハーモニーがぴったり合うと気持ちがいいことはよく知っている。その気持ちを大切に、大舞台を楽しんで」とエールを送った。 大会は、17日に福島県郡山市で開かれ、全国から37団体が出演する。同校合唱団は、代表37人が課題曲と自由曲の「何度生まれ変わっても君の恐竜になりたい」を披露する。