新たな港湾ビルを建設 広場整備でにぎわい創出も 三原港の再整備を計画 広島
中国放送
広島県は、三原港とその周辺で老朽化した施設を建て替え、イベントにも利用できる施設を整備する事業を進めています。 【写真を見る】新たな港湾ビルを建設 広場整備でにぎわい創出も 三原港の再整備を計画 広島 三原港は三原市の中心部に位置し、かつては四国への玄関口として、定期航路が結ばれるなど、海上交通の要衝でした。 1972年に建てられた「港湾ビル」は5階建てで、1階に乗船券の発券所や待合室、特産品の販売や休憩所として利用できるスペースもあります。 計画では、このビルを平屋か2階建てに建て替えて、観光客の案内所などを担う拠点を設ける予定です。低層階にすることで、瀬戸内の風景を見やすくするねらいがあるといいます。 新施設より西側はイベント広場にして、にぎわいづくりにもつなげる計画です。現在、設計のプロポーザルが進んでいて、9日には2次審査に進んだ5つの事業者を対象に公開ヒアリングが行われ、今月下旬に事業者が決まります。 広島県港湾漁港整備課 井上稔朗 港湾計画担当監 「この整備も含めてですね、周辺の方以外にもですね、三原のここの内港にですね、寄っていただけるような魅力ある港にしていきたい」 新たな施設は2027年度末の完成予定です。
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