斎藤知事が証人尋問「全体として問題はなかった」証言“食い違い”も改めて否定 知事本人最後の証人尋問
■「斎藤知事の一連の対応は不適切」と委員
一方、委員の一人は「文書自体を見て真実相当性がないと判断したのではなく、その後の告発者への調査によって判断した。斎藤知事の一連の対応は不適切」だと指摘した。 公明党 越田浩矢県議:文書見た時点で判断すべきであって、後から告発者を探索した上で見つけた情報で、今おっしゃってる話。不適切な理由だと思っています。
■斎藤知事は「証言の食い違い」を改めて否定
また、元県幹部らとの”証言の食い違い”については… 自民党 長岡壯壽県議:当時の幹部、総務部長が『第三者による調査を斎藤知事に進言した』と証言している。これについて斎藤知事はどのように発言された? 斎藤元彦知事:進言されたという認識はない。むしろ、懲戒処分に該当する可能性のあることだから、今回は人事課が内部調査して『人事当局が調査することが適切だ』という、むしろ進言を受けたのが私の記憶です。 自民党 長岡壯壽県議:5月7日に処分の発表が決まった。当時の総務部長が知事はこうおっしゃったと証言しています。『風向きを変えたいよね』と。知事はどのように発言されたのでしょうか? 斎藤元彦知事:わたしの記憶では『風向き変えたい』という発言をしたというのは全くない。公益通報の結果を待たずにやれって言ったことも記憶にないです 証言の”食い違い”について改めて否定した。 そして、斎藤知事が選挙中に「パワハラはなかった」と演説したことについて問われると… 斎藤元彦知事:暴行罪であったりとか、そういった意味での行動はしてないという意味でそういった発言をした。最終的にパワーハラスメントかどうかっていうのが認定されるのは、司法の場などだというふうに思っています。 (関西テレビ「newsランナー」 2024年12月25日放送)
関西テレビ
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