初の1軍登板なし…ソフトバンク武田翔太 米国施設で大谷翔平の同僚を直撃 トミー・ジョン手術からの再起へ決意、4年契約最終年へ契約更改
ソフトバンクの武田翔太投手(31)が7日、福岡市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1億5000万円プラス出来高払いでサインした。今季は4年契約(変動制)の最終年を迎える。(金額は推定) ■東浜巨が結婚!幸せいっぱい似顔絵ツーショット 武田は昨年4月、横浜市内の病院で、右肘内側側副靱帯(じんたい)の再建術(通称トミー・ジョン手術)および鏡視下肘関節形成術を受けた。昨季はプロ13年目で初めて1軍登板なしに終わった。 今季の復活に向け、リハビリに励む中、昨年12月には海を渡った。有原航平やトレーナーから聞いた米国・ノースカロライナ州にあるトレーニング施設を訪れた。「米国で最先端(の施設)と言われている所。トレーニングに関しても学ぶことが多かった。今まで自分が経験したことのない枠外のところが今年に生きると思った」と振り返った。 リハビリだけでなく、投球メカニック面のトレーニングも行った。施設にはドジャースで大谷翔平と同僚のタイラー・グラスノーとも対面。「食生活やトレーニングのことを聞きました。いろんな質問もできた」と収穫も多かった。 この日、契約更改交渉を終え、9日には再び渡米の予定。間もなく傾斜を使っての投球も再開する。「予定としては順調にきているかなと思います。球団のプログラム設定だと(実戦復帰が)1年2カ月のイメージできているので、思ったより早く来ているかな」とうなずいた。 2021年オフに4年契約を結び、その後2勝、1勝、0勝と期待に応えることはできなかった。背水で迎える契約最終年も手術明けで出遅れは必至。「危機感はある。それ以上に上を目指して、進化できるようにという思いは持ち続けている。大きな手術を経験して、新しい変わったところ、進化してところを見てもらえると思う。目の前のできることを一つ一つやって、またマウンドに立てるその日まで全力で突っ走っていきたいと思います」。復活に向けて、力を込めた。(小畑大悟) 【#OTTOソフトバンク情報】 ▼▼武田翔太、唯一の越年交渉の理由▼▼