FA、ベンタンクールへの出場停止処分に対する控訴を棄却…強豪2クラブとの連戦は欠場が決定
ウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクール(トッテナム)への出場停止処分に対する控訴が棄却された。17日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。 ベンタンクールは今年6月、母国のテレビ局『CANAl 10』内の人気番組『Por La Camiseta』に出演。ユニフォーム交換に関する話題を振られた際、「彼らは皆顔がそっくりだから、(渡すユニフォームは)ソニー(※ソン・フンミンの愛称)の従兄弟のものかもしれないよ」と発言した。このコメントがSNS上で広まり、ベンタンクールは大炎上。人種差別的な発言だとして各方面から非難を浴びた。 その後、ベンタンクールは自身のインスタグラムでソン・フンミンに謝罪。韓国代表ストライカーも謝罪を受け入れたことで、事態は収束するかに思われた。しかし、イングランドサッカー協会(FA)はこの騒動を問題視し、同選手に7試合の出場停止と10万ポンド(約1950万円)の罰金処分を科すと決定。トッテナム側も先月20日に処分軽減へ向けた異議申し立てを行うと発表していた。 そんななか『BBC』は、トッテナムによる控訴をFAが棄却したと報道。ベンタンクールはすでに国内での公式戦5試合を欠場しており、今後行われるカラバオ・カップ(EFLカップ)準々決勝マンチェスター・ユナイテッド戦(19日)、プレミアリーグ第17節リヴァプール戦(22日)の残り2試合を欠場することが決まった。
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