〔欧州株式〕おおむね上昇=英0.06%安、独0.37%高(17日)
【ロンドン時事】週明け17日の欧州株式市場はおおむね上昇した。ただ、英FT100種平均株価指数(FTSE100)は前週末終値比4.71ポイント(0.06%)安の8142.15で引けた。 ドイツ株式主要40銘柄指数(DAX)は0.37%高、フランスCAC40種指数は0.91%高、ストックス欧州600種指数は0.09%高となり、それぞれ前週末から反発した。 英株は今週に英イングランド銀行(中央銀行)の金利政策や英消費者物価指数(CPI)の発表を控えて動きづらい展開になり、ほぼ横ばいだった。一方、欧州株は小幅高。銀行株が先週の下落の反動で上昇したほか、テクノロジー株も値を伸ばしたものの、金属価格の低下による鉱業関連株の下落が一部を相殺した。 FTSEの構成銘柄では、医療機器のコンバテックが3.78%安、投資会社メルローズ・インダストリーズが3.76%安、水道大手セバーントレントが3.6%安と値を下げた。一方、保険大手ビーズリーが2.90%高、小売大手B&Mヨーロピアン・バリュー・リテールが2.48%高と買われた。 DAXでは、通販大手ザランドが2.80%高、ドイツ取引所が2.11%高、分子診断大手キアゲンが1.79%高。他方、製薬大手バイエルは3.45%安、スポーツ用品大手アディダスは2.58%安だった。