ヤンキース ブーン監督の続投を発表「信頼に感謝」球団歴代7位603勝 今季はWSでドジャースに敗れる
ヤンキースは8日(日本時間9日)、アーロン・ブーン監督(51)が続投すると発表した。球団側が保持していた選択権を行使し、来季が就任8年目となる。 2018年から指揮を執るブーン監督は今季、94勝68敗で2年ぶりにア・リーグ東地区を制覇。ワールドシリーズでは大谷翔平、山本由伸を擁するドジャースに1勝4敗で敗れ、2009年以来のワールドシリーズ制覇はならなかった。大リーグ公式サイトによると、ブーン監督は監督就任後7シーズンのうち6シーズンでポストシーズンに進出しており、これは大リーグ史上2人目と紹介した。 ヤンキースの監督として歴代7位の603勝(429敗)を挙げているブーン監督は、球団を通じ「このチームを率いるという信頼に感謝している。決して軽んじることのない責任であり、機会でもある。ヤンキースをポストシーズンに戻し、ワールドチャンピオンシップを争うためにたゆまぬ努力をすることを、私はすでに楽しみにしています」などとコメントを発表した。 ブライアン・キャッシュマンGMは球団を通じ「アーロンはクラブハウスで安定した存在であり、選手と心を通わせ、関係を育む深い能力を持っている。このような厳しくプレッシャーのかかる市場で、一貫してこれらのスキルを発揮していることが、彼をゲーム最高の監督の一人にしている。我々の仕事はまだ終わっていないが、2025年に究極の目標を達成するために、アーロンを再びチームの指揮官に迎えられることに興奮している」とコメントした。