『全領域異常解決室』柿澤勇人、ユースケ・サンタマリア、成海璃子、小宮璃央が笑顔でクランクアップ
藤原竜也が主演を務める『全領域異常解決室』(フジテレビ系 毎週水曜 午後10時~10時54分)に出演する柿澤勇人、ユースケ・サンタマリア、成海璃子、小宮璃央がクランクアップを迎えた。 本作は、主演・藤原竜也、脚本・黒岩勉、演出・石川淳一で送る完全オリジナルの本格ミステリードラマ。身近な現代事件×最先端の科学捜査では解明できない“不可解な異常事件”を「全領域異常解決室」(通称「全決(ゼンケツ)」)という捜査機関が解決していく1話完結型ドラマとなる。 このたび、本作に出演中の柿澤勇人、小宮璃央、成海璃子、ユースケ・サンタマリアがクランクアップを迎えた。柿澤演じる直毘吉道は、ヒルコの神隠し事件をはじめ、“異常事件”が発生すると「全決」へ捜査依頼する内閣官房国家安全担当審議官。「全決」のメンバーが神だという極秘事項を知る数少ない人物のひとりである。しかし、先週放送された第8話で直毘は、「全決」に疑念を抱き、神についての情報などを警察にリークしてしまうという、ある意味「全決」に対する裏切り行為とも取れる行動を起こしてしまう。そんな直毘を演じた柿澤は、無事全ての撮影を終え、スタッフから大きな拍手が贈られると、安堵の表情を浮かべ、「思い返せば、衣装合わせの時に、直毘という役はいろいろとしんどい役かもしれない、と言われたんですよね」と当時を振り返った。そして、「それが(何度も)ビッグデータの解析…タブレットを持って、いろんな“パーセンテージ”を言うという(笑)」と普段なかなか口にすることのないセリフについて本音を明かすと、周囲のスタッフからは笑いが起こった。「でも、スタッフの皆さんと現場の雰囲気が本当に温かくて、(出演者の)先輩方が作ってくださった空気もあると思いますが、毎回現場に行くのが楽しくなるような現場でした。本当にお世話になりました。ありがとうございました!」とあらためてスタッフ・キャストへ感謝の言葉を伝えた。 警視庁捜査一課のメンバーで、世間を騒がす「ヒルコ」を捜査するヒルコ専従班の班長・荒波健吾を演じたユースケ、同じくヒルコ専従班で警部補の二宮のの子を演じた成海、荒波と二宮の部下で巡査部長(ヒルコ専従班)の北野天馬を演じた小宮も笑顔でクランクアップ。 ユースケは監督から花束を手渡されると、「皆さん、本当に…“6年半”という長い間、よくしていただいてありがとうございました!荒波のスピンオフ『ありがとう。荒健先生!』が深夜帯でやるそうです(笑)」とジョーク連発で笑いを誘い「まだ、大一番は残っているとは思いますが、頑張ってください!ありがとうございました」とスタッフへエールを送り、感謝を伝えた。 成海は「どんなストーリー展開になるのか、脚本をもらうたびに毎回ビックリして…最終回もすごく驚きました」と語り、「皆さんと創り上げていくのは本当に楽しかったです。笑いの絶えない現場でいつも温かく迎えてくださりありがとうございました。お疲れさまでした!」と、キャスト・スタッフへの思いを明かした。 そして、小宮は「皆さん、本当にお疲れさまでした。撮影はあと少し残っていると思いますが、頑張ってください」とねぎらいの言葉を伝え、「自分もちょっと…この3か月間、至らない点がたくさんあったと思いますが、もっともっと成長して、皆さんとまたご一緒できるように頑張りたいと思います!本当にありがとうございました」とあふれる気持ちを押さえながら、深々と頭を下げた。 <第9話(12月11日(水)放送)あらすじ> 荒波健吾(ユースケ・サンタマリア)は、直毘吉道(柿澤勇人)からの情報により興玉雅(藤原竜也)とヒルコの関係に不信感を抱き、興玉に事情を聴く。そんな中、興玉は警察の資料から月読命(つくよみのみこと)・佃未世(石田ひかり)が何者かに「天石戸別神(あめのいわとのわけのかみ)は興玉雅」とメッセージを送っていたことを知る。その後、全決に戻った興玉だったが、突然の襲撃に遭い、ペンで刺される。それは、神器・天之加久矢(あめのかくや)の矢尻で雨野小夢(広瀬アリス)が仕留められた時にも使われた特別なものだった。傷口からの出血が止まらず、徐々に弱っていく興玉。その時、豊玉妃花(福本莉子)、芹田正彦(迫田孝也)、村主虎飛矢(名村辰)がやって来て…。出血が止まらない興玉は、全決メンバーに自らが天石戸別神であることを打ち明ける。天石戸別神が生き残るためには一度、興玉としての人生を終わらせ、再度神の魂が生まれ変わるのが最善の策だが、興玉が死ねばヒルコは「小夢を殺す」という。興玉を助けるため、小夢は芹田と共にある場所へと向かう。
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