年の瀬恒例「花もち市」 競り人の威勢のいい声が響き渡る 飛騨地方独特の正月飾り 岐阜・高山市
中京テレビNEWS
12日朝、岐阜県高山市で年の瀬恒例の「花もち市」が行われ、競り人の威勢のいい声が響き渡りました。 12日朝の高山は最低気温が氷点下3℃と今シーズンで最も冷え込みました。 そんな中、午前7時ごろに始まった花もちの競りでは950株が入荷され、一番大きなものは高さ2メートルを超えていました。
花もちは飛騨地方独特の正月飾りです。冬の雪国を少しでも華やかにしようと、枝に紅白の餅を巻き付け、花に見立てたもので、縁起物として床の間などに飾られます。 今年、最も高い花もちは2万5000円で競り落とされたということです。 花もちは地元のスーパーで販売されるほか旅館などに飾られます。