「歯ぎしりの音で眠れず…」が息子虐待のきっかけ…連日、口にテープ貼っても収まらず…最後はストーブ用の柵に監禁、34歳と28歳の両親に懲役4年求刑
10歳未満の息子の口を粘着テープでふさぎ、手足を拘束したなどとして逮捕監禁の罪に問われている長野県小県郡内の夫婦に対し、検察側は懲役4年を求刑しました。 【写真を見る】「歯ぎしりの音で眠れず…」が息子虐待のきっかけ…連日、口にテープ貼っても収まらず…最後はストーブ用の柵に監禁、34歳と28歳の両親に懲役4年求刑 起訴されているのは小県郡内に住む34歳の会社員の夫と、28歳の工員の妻です。 起訴状などによりますと、2人は6月下旬から2か月余りの間に、10歳の未満の息子に対し、粘着テープで口をふさいで手足を縛ったり、その状態でストーブ用の柵の中に閉じ込めたりした罪に問われています。 1日に地裁上田支部で開かれた初公判で夫婦は起訴内容を認めました。 検察側は、夫が息子の夜寝る際の歯ぎしりや壁などを叩く物音で眠れなかったことが動機だと指摘した上で、犯行が次第にエスカレートしていったと主張しました。 当初は、息子の口と手足に粘着テープを貼り、連日、トイレ付近の廊下で、布団を敷かずに就寝させていましたが、物音を立てるのはおさまらず、最終的にストーブ用の柵の中に閉じ込めたと言います。 一方、妻については日常的に夫からどなられたりすることがあり、恐怖で逆らえなかったとしました。 その上で、検察側は夫婦にそれぞれ懲役4年を求刑しました。 これに対し、弁護側は、反省していることから執行猶予のついた判決を求めました。 判決は25日に言い渡されます。
信越放送
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