【菊花賞】中146日も計画通り!馬体成長ダノンデサイルCWコースで自己ベスト6ハロン78秒1マーク
ダービー&菊花賞の2冠制覇(3冠馬除く)となれば、1973年タケホープ以来の快挙。ひと夏を越えてパワーアップしたデサイルが、淀で圧巻の走りを見せつける。(増本隆一朗)
★ダービーから直行で最高成績は…
グレード制が導入された1984年以降、日本ダービーから菊花賞に直行して勝った馬はいない。昨年の日本ダービー馬タスティエーラの2着が最高成績だ。
菊花賞が10月に実施されるようになった2000年以降、前走から3カ月以上間隔をあけて出走した馬は過去11頭で【1・1・0・9】。優勝したのは7月のラジオNIKKEI賞2着から参戦した2018年のフィエールマンのみ。
★5人の50代が参戦!
日本ダービーのダノンデサイルでJRA・GⅠ最年長勝利(56歳3カ月4日)を飾った横山典弘騎手が菊花賞を勝てば、1998年セイウンスカイ以来2勝目。56歳7カ月28日でのVとなり、自身の持つGⅠ最年長勝利記録を更新する。
今年の菊花賞には現役最年長の柴田善臣騎手(58)をはじめ、横山典騎手、武豊騎手(55)、岩田康誠騎手(50)、A・シュタルケ騎手(50)の5人の50代の騎手が参戦。勝てばいずれも菊花賞の最年長勝利記録(2019年ワールドプレミア、武豊騎手の50歳7カ月6日)を更新する。