スープジャーの熱々を保つコツって? いきなり具材を入れてはダメ!? 料理研究家オススメの熱々レシピもご紹介!
保温・保冷に優れたフード用コンテナ「スープジャー」。お弁当のお供に大活躍で、ランチ時に温かいスープなどが楽しめると人気です。今回は、そのスープジャーをより熱々に楽しめるコツを、スープジャーレシピを300以上も持つスペシャリストに聞きました! 【動画】スープジャーにいきなり具材を入れてはダメ!?『スープジャーレシピの女王』に聞いた!熱々をキープするためのテクニックがこちら【2分40秒~】
スープジャーを熱々に保つコツとは?
温かい料理を温かいまま食べられるのが魅力のスープジャー。ちょっとしたコツや調理法で、熱々を保つ方法があります。 (スペシャリスト) 「スープジャーに熱湯を入れて、5~30分温めるのがポイント。冷えたスープジャーに熱々のものを入れると温度が下がってしまうので、予熱が大事」 予熱をすることでスープジャーの保温力を最大限に活かすことができ、熱々を保てるそう。また水分量が多いほど冷めにくく保温効果が高まるため、水分量を多めに作るのも熱々を保つ秘訣!他にも、片栗粉などでとろみをつける、オイルで膜をつくってフタをする、食材を熱々にして入れるなども重要なポイントです。
熱々のまま食べられる! とろみを活かした「麻婆豆腐」
4時間経っても湯気が出て熱々のままスープジャーで食べられる、麻婆豆腐のレシピをご紹介! <作り方> (1)小鍋に、水・調味料・ひき肉を入れてほぐし、豆腐と万能ネギを入れてフタをしたら中火で3分。グツグツしたら豆腐をくずす。 (2)片栗粉を入れてとろみをつける。 (3) 予熱したスープジャーに入れ、仕上げにごま油を回しかける。 水分量を多めにし、片栗粉でとろみをつけて熱々をキープ!スープジャーに入れている間に、豆腐の水分やスープジャーの蒸気で“あん”が少しゆるくなります。そのため、片栗粉も多めにするのがポイントです。さらに、ごま油などのオイル系をかけることで熱を逃さず、熱々を保てます。
加熱しなくてもトロトロ&熱々の「チーズフォンデュ」
片栗粉のとろみを活用すれば、チーズフォンデュも熱々に保てます。スープジャーに入れれば、ずっと温かいので固まることもなく煮詰まることもありません! <作り方> (1)ピザ用チーズに片栗粉をまぶす。 (2)牛乳を入れた鍋を火にかけ、フツフツしてきたら片栗粉をまぶしたチーズを投入。 (3)弱火でよく混ぜ、チーズが滑らかになったら予熱したスープジャーに入れる。 とろみがついて滑らかになった方が、熱を中に閉じ込めてくれるので熱々をキープできます。小麦粉などでも代用できますが、片栗粉の方がより滑らかにとろみをつけてくれ、熱々&トロトロを保てるそう。火を使わないのでお子さんにも安心!このまま食卓に出せるのもうれしいポイントです。