【NFL】苦戦するジャイアンツQBジョーンズを気の毒に思うバイキングスLBグリーナード
ニューヨーク・ジャイアンツのクオーターバック(QB)ダニエル・ジョーンズがトレーニングキャンプでミネソタ・バイキングスのコーナーバック(CB)ソース・ガードナーに残した印象は、なんともコメントしづらいものだった。ジョーンズとジャイアンツがバイキングスとのシーズン初戦で見せたプレーは、ジャイアンツファンをブーイングに駆り立てている。 【動画】2024年第1週:バイキングスとの今季初戦に挑んだジャイアンツ
厳しい批判を浴びているジョーンズはどうやら、現地8日(日)に対戦相手にさえ同情を抱かせたようだ。
バイキングスのアウトサイドラインバッカー(OLB)ジョナサン・グリーナードは『Power Trip Morning Show(パワー・トリップ・モーニング・ショー)』に出演した際、バイキングスが28対6で勝利した時のジョーンズについて、次のように語っている。
「彼がやりたいことをすべて完全に封じ込めているうちに、ちょっと彼のことが気の毒に思い始めていた。その反対側にいるのはいいことだし、そっち側に立たないようにすることが俺たちの仕事だ」
グリーナードとバイキングスによって恐怖に陥れられたジョーンズは、パス43回中22回成功で186ヤード、インターセプト2回、パサーレーティング44.3という成績に終わっている。バイキングスはジョーンズに対して5回のサックを記録し、ジョーンズは18回のプレッシャーを受けた(プレッシャー率36.7%)。
ジャイアンツオフェンスの成果はキッカー(K)グラハム・ギャノによるフィールドゴール2本にとどまっており、それはバイキングスのラインバッカー(LB)アンドリュー・バン・ギンケルが稼いだ得点と同じだった。バン・ギンケルは10ヤードのインターセプトリターンタッチダウンを決め、バイキングスの守備陣による完璧な試合を締めくくっている。
ジョーンズが率いたジャイアンツの攻撃陣は、総計240ヤードしか獲得できてない。
グリーナードは「勝利を収めたから、もちろん、よかったさ。でも、ディフェンス陣全員が、彼らに一切の得点を許すべきじゃなかったって思っている」とコメント。