【NFL】苦戦するジャイアンツQBジョーンズを気の毒に思うバイキングスLBグリーナード
重要な2024年シーズンにおいて、これはジョーンズが最も避けたかったひどいスタートとなってしまった。
2023年春に4年1億6,000万ドル(約226億9,310万円)の延長契約を結んだジョーンズとジャイアンツは、それが報じられた瞬間から厳しい目を向けられるようになり、その後のシーズンは散々だった。2019年にドラフト1巡目で指名を受けたジョーンズは、2023年シーズンに先発として1勝5敗の成績を残し、タッチダウン2回に対してインターセプト6回を喫した上に、シーズン途中でACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂し、残りの試合を欠場している。
ケガから復帰し、ジャイアンツでのキャリア7シーズン目を迎えるジョーンズは、ニューヨークで苦境に立たされている。
ジョーンズには非常に厳しい目が向けられており、練習でのパフォーマンスの不調でさえ話題になるほどだ。8月21日に行われたニューヨーク・ジェッツとの合同練習後、ガードナーがジョーンズについてコメントを求められた際には、ガードナーが言葉に詰まる様子が報じられた。
現地8日(日)に行われたシーズン初戦では、ジョーンズとジャイアンツにブーイングが降り注いだ。かつてヒューストン・テキサンズで苦しいシーズンを経験したグリーナードはこの状況に共感し、こう語っている。
「フィールドに立って、オフェンスが何もできない時、ブーイングを浴びる経験をしたことがある。まるで、アウェーゲームのように感じるものだ。でも、その時、俺たちが彼に対してどう攻撃するかを理解していたし、彼のキャリア状況とか、もちろん、スキームとか、契約の問題とかも分かっていた。だから、彼がたくさんの問題を抱えていることを知っていたし、それに加えて、別の方面から彼にプレッシャーをかけて、リードを少しでも急がせて、ポケット内で自信を持たせないように、快適にプレーさせないようにすることができればと思っていたんだ。最初のいくつかのドライブでそれができたのを見て、本当にいい気分だったよ」