熾烈なセ・リーグ優勝争いの行方【立浪和義の超野球論】
相当なプレッシャー
23日の試合でヤクルト先発の石川がまさかの1回途中降板
前週まで、ヤクルトで間違いないと思われたセ・リーグの優勝争いですが、ここに来てヤクルトの負けが込み、まったく分からなくなってきました。 原稿の締め切りは10月23日なのですが、ヤクルトは巨人戦(東京ドーム)で1対11と大敗。ベテランの石川雅規選手が先発しながら、プロ最短の1回途中KO。後続も振るわず、投手陣が11四死球を出す信じられない戦いとなってしまいました。調子よく打ちまくっていた打線も湿ったままでした。ただ、まだ戦いが終わったわけではなく、ヤクルト有利は変わりません。引きずることなく、悪いところがすべて出たと開き直れるかどうかでしょうね。 対して阪神は、広島相手に引き分け(マツダ広島)。0対1から何とか引き分けに持ち込んだ展開でしたが、スタメンから大山悠輔選手が外れ、近本光司選手も欠いていることもあり、打線は決してよくありません。 どちらのチームを見ていても感じたことですが・・・
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週刊ベースボール