【J1横浜M】中2日で浦和戦 ハッチンソン監督 「悔しさをばねに向かっていく」
J1横浜Mは29日、横須賀市のF・マリノススポーツパークで浦和戦(30日午後7時・日産ス)に向けた全体練習を行った。天皇杯全日本選手権で惜敗したショックが拭えない中、ジョン・ハッチンソン監督(44)は「どれだけ悔しかったか、勝ちたかったかは計り知れない。切り替えは難しいが、悔しさをばねに残りの試合に向かっていきたい」と前を向いた。 「選手たちにはどれだけタフな試合をこなしたかというところも含めて本当に誇りに思うと話した」と指揮官。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の判断や厳しい日程に頭を抱えつつ、「タフだし難しいけど、とにかく明日の試合。選手たちもしっかり準備してくれている」と再起を誓う。 反骨心を見せたい浦和戦だ。MF山根は「中2日だけど悔しさをぶつけるしかない」と熱い思いを口にする。募る無念さはさらなる飛躍の原動力となるはずだ。 リーグ戦は残り5試合、アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)を含めれば今季残りは8試合となった。21歳のボランチは「自分たちがどうなりたいか。自分としては一つの成長のチャンスがあることに変わりないし、1試合1試合大事に戦っていきたい」と力を込めた。
神奈川新聞社