タイツは野暮ったくなる? 失敗しない「タイツコーデ」のコツをスタイリストが伝授
タイツの選び方を間違えると、残念なコーディネートになってしまう可能性が! 冬のおしゃれをアップデートするためのタイツコーデのコツを、スタイリストの森宗えりこさん、伊勢丹新宿店ランジェリー&レッグウェア担当の松宮文さんが解説。 【写真】ソックスの足元が断然今っぽい! おしゃれを格上げするソックスコーデ16選
タイツとストッキングの違いは? デニール数はどう選ぶ?
タイツの厚さの指標となるデニールとは、糸の太さの単位。デニール数が高くなるほど肌が透けず、カジュアルな印象が強くなる。 「ストッキングとは一般的に30デニール以下のものを指します。細い糸で編まれた薄手のタイツは、脚を入れたときに肌が透けて陰影がつくのがエレガント。厚いタイツのなかでも200デニール以上のものをバルキータイツと呼び、コットンやウール素材のものが多くカジュアルな印象になります」 (伊勢丹新宿店・松宮さん)
スタイルとデニール数のミスマッチに注意!
脚が透けるストッキングはコンサバティブで大人っぽい印象なので、お仕事スタイルやドレスアップシーンではパンプスと合わせるのが定番。 オフの日やコーディネートに遊び心をプラスしたい日など、カジュアルに取り入れたいときは? 「黒やナチュラルカラーのストッキングにベーシックなパンプスを合わせるとOLっぽくなる可能性が。フレッシュに取り入れるなら遊び心のあるカラーのストッキングや、スニーカーやブーツなどボリュームのあるシューズを選んで」(スタイリスト森宗さん)
黒タイツコーデがあか抜けないのはなぜ?
トレンドのオールブラックコーデに黒タイツ。どこか既視感のある“お葬式”コーデを回避するには? 「ダークトーンが多い冬のコーディネートに抜け感をプラスするなら、カラータイツが便利です。真っ黒ではなく、チャコールグレーやネイビーなどのニュアンスカラーなら洗練されて見えますよ」(森宗さん)