カリー率いるウォリアーズが好発進[写真]=Getty Images

　NBAの2024－25プレシーズン期間は10月17日（現地時間16日、日付は以下同）を終えた時点で全30チームが2試合以上をこなし、19日に全日程を終える。 　17日終了時点でゴールデンステイト・ウォリアーズが5戦全勝、ニューヨーク・ニックスが4戦無敗を誇っている。19日にロサンゼルス・レイカーズ戦を控えるウォリアーズにとって、新シーズンに向けてうれしいデータがある。 　ステフィン・カリー率いるこのチームが過去10シーズンのプレシーズンゲーム期間で5勝以上をマークしたのは2014－15シーズン（6勝2敗）、2016－17シーズン（6勝1敗）、2021－22シーズン（5勝0敗）の3回。その3シーズンでいずれもリーグ制覇を達成していた。 　もちろん、これはあくまで開幕前のデータに過ぎず、2023－24シーズンの王者ボストン・セルティックスは4勝1敗、2022－23シーズンの覇者デンバー・ナゲッツが3勝2敗と、どちらもリーグベストの戦績を残してきたわけではない。 　トレーニングキャンプでチームが始動していくものの、プレシーズンゲームはあくまで“本番”となる公式戦のレギュラーシーズンに向けた“試運転”という立ち位置。この期間にどれだけ相手チームを圧倒しようと、チャンピオンシップ獲得が約束されるわけではない。 　それでも、過去3度の実績を考慮すると、ウォリアーズにとっては今シーズンに向けてここまでの戦績はポジティブに捉えていいのではないだろうか。