女性がさされた現場

　18日午後0時半ごろ、神戸市営地下鉄の三宮駅で70代の女性を刃物で刺したとして49歳の女が殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。 【動画で見る】49歳女を殺人未遂容疑で現行犯逮捕　目撃者「刃物を持った女は黙ったまま、うずくまった女性を見ていた」 　殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、住所職業ともに不詳の山本裕子容疑者（49）です。 　山本容疑者は午後0時半ごろ、神戸市営地下鉄西神・山手線三宮駅で70代の女性の背中を包丁で刺して殺害しようとした疑いがもたれています。 　女性は背中を2カ所刺されていて病院に搬送されましたが、意識はあるということです。 　警察によりますと、凶器は刃渡り約17センチの包丁で、現場に到着した警察官が山本容疑者に「刃物を捨てろ」と警告しましたが、応じなかったため警棒でたたき落としたということです。 　警察の調べに対し、山本容疑者は黙秘をしていて、警察が当時の詳しい状況を調べています。

■現場を目撃した人は

現場を目撃した男性

　現場を目撃したという男性が、当時の状況を語りました。 　（目撃者の男性） 　「ドンと音がしたので何かなと思って振り返ったら、被害者の女性の方が倒れられてて。体調でも悪いのかなと初めは思ってたんですけれども、その横を見たら包丁を持っている犯人の女性がいたのでやばいなと思って見てました」 　（記者）「犯人の女性はすぐに取り押さえられたんですか」 　（目撃者の男性） 　「2、3分ぐらいかな。警察の方に取り押さえられてます」 　（記者）「犯人の女性はどんな状態でしたか」 　（目撃者の男性） 　「包丁持ってずっと被害者を見てるような状態でした」