長谷部誠と最も共闘したのは? 出場試合数ランキング3位。つい先日も同じピッチに! GK大国が生んだ才能
先日、23/24シーズンのブンデスリーガ最終節が行われ、元サッカー日本代表の長谷部誠(フランクフルト)は大歓声を受けながら現役最後の試合を終えた。Jリーグ、そしてドイツで長く活躍した長谷部と、最も多くの試合で苦楽を共にした選手は誰なのだろうか。今回は、偉大なる「カイザー(皇帝)」のキャリアを振り返りながらランキング形式で紹介する。
3位:ケヴィン・トラップ(ドイツ代表) 生年月日:1990年7月8日 クラブ:フランクフルト(ドイツ) 試合数:177試合 栄えあるランキングトップ3入り、そして外国人選手トップに輝いたのは、ドイツ代表GKケヴィン・トラップだ。 トラップは、長谷部誠よりも一足早い2012年にフランクフルトへ完全移籍した。2014年夏に長谷部がニュルンベルクから同クラブへ完全移籍すると、14/15シーズンを共に戦っている。 しかしながら、同選手は翌15/16シーズンにパリ・サンジェルマン(フランス)へ完全移籍することを決断。これにより一旦はチームメイトとなった2人は、わずか1年で別々のクラブでプレーすることになった。 フランスの名門へステップアップを果たしたトラップだったが、守護神争いに敗れて2018年夏に古巣フランクフルトへレンタル移籍。長谷部との共闘が再開し、翌2019年夏にはフランクフルトへの2度目の完全移籍が発表された。 そこから今季まで、トラップと長谷部は実に7シーズン(レンタル移籍となった18/19シーズンを含む)をフランクフルトで過ごした。この約7年間の間に、長谷部と同じくチームの柱となった守護神は21/22シーズンのヨーロッパリーグ優勝にも大きな貢献を見せている。 先日行われた23/24シーズン・ブンデスリーガ第34節ライプツィヒ戦では、後半アディショナルタイムに長谷部の出番が訪れ、限られた時間ではあったものの2人は同じピッチの上に立った。この試合を合わせて、チームを引っ張ってきたベテランコンビが共に戦った試合は177試合にのぼる。
フットボールチャンネル