【速報】「登校する子どもの前でも涙が止まらなかった。検察の元トップが『同意があったと思っていた』と姑息な主張をして性犯罪被害で苦しんでいる人を恐怖や絶望に陥れている」女性検事が会見 『性的暴行』の罪を認めていた大阪地検元トップが一転して『無罪主張』へ
■「私をどこまで愚弄し、なぶり殺しにすれば気が済むのか」
【被害を受けた女性検事】「しかし、私は検事です。検事として正しいことを貫きたいという思いから、お話したかった内容は、きのうのコメントの通りです。 少し付け加えて、改めて申し上げます。 被告は、私をどこまで愚弄し、なぶり殺しにすれば気が済むのでしょう。 被告は、初公判で、『罪を認め争うことはしません。被害者に深刻な被害を与えたことを深く反省し、謝罪したい』と述べていましたが、それは保釈を得るための芝居だったのでしょうか。 初公判により被告の卑劣で悪質な犯行や犯行後の言動が明らかになったことで、被告を非難する声が高まっていること、せっかく初公判で罪を認めたのに、保釈請求も却下され、また、私が一貫して判決確定まで損害賠償金の支払いに応じないと表明していることから、いよいよ実刑判決が見えてきたことに焦り、さらに、被告が親しい女性副検事に捜査情報を漏洩させるなどしていた疑いがあり、それについても処罰の可能性が出てきたことから、自己保身ゆえに再び否認に転じたのだと思います。 また被告の親しい女性副検事が処罰、懲戒処分を受ける可能性があるため、被告が無罪を主張することで、女性副検事が行った行為は、罪に問われるようなものではないとして、彼女の逮捕や起訴を免れさせようとしているのだと思います。 被告は事件当初から弁解を二転三転させてきました。 たくさん嘘もついてきました。 被告の再びの嘘を誰が信用するのでしょうか。 検察のトップにいた人が、事件から6年もの間、一度たりとも被害者の苦しみを想像せず、真に罪を償おうと思うことがなかったことは、被害者としてもとても悲しく、検事としてもとても情けないです。 被告がどのように主張しようが、真実は一つです。 司法の正義を信じます。 検察トップが犯した重大な罪と、被害者を傷つけ続ける無反省で無神経な言動に見合った長期の実刑判決を求めます」
関西テレビ