「実家の小樽がまさか…」50代主婦が帰省で絶句。外国人に荒らされるオーバーツーリズムの「やばすぎる実態」
JRの車内でトコジラミが発見されたとXにアップされて話題を呼んだのは記憶に新しい。トコジラミ被害の急増が問題になっている。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。 「過去、効いていた薬剤が効かなくなっていることから、スーパートコジラミなんて呼ばれているそうです。刺されると発疹や強い痒みが続きます。コロナ禍を経て、インバウンドの増加もあり、増えているのでは?とされています」。 確かに都内にいるとインバウンドを見かけない日はない。 「インバウンドとは外国人が訪れてくれる旅のこと。日本へのインバウンドは訪日外国人旅行と訳します。厚生労働省の調査によるとトコジラミ被害の背景にあるのは、このインバウンドの増加そして海外渡航日本人の増加があるとされています。また駆除費用がかさむことから、隠蔽せざるをえないケースもあるようです」。 インバウンド需要は国内経済の回復に欠かせない要素である。その一方でトコジラミのようにいいことばかりではない。これもひとつのオーバーツーリズムと言えるのかもしれない。今回はオーバーツーリズムに対して、思うところがあるという女性から話を聞いた。 --------------------------------------------------
大山常子さん(仮名・58歳)は、都内に暮らしている。 「白川郷で中国人観光客がカイロを便器に流すトラブルが起きたとニュースになりましたよね。あのとき、白川郷の住民たちの嘆きに心底共感しました。日本にきてくれるのは、嬉しいですよ。ただ、最低限のルールは守っていただきたいと切に思います」。 常子さんがまず気になったのは、近所にある民泊施設。 「23区内の住宅街に住んでいるんですけど、ある日突然外国人の方が増えたんですよ。スーツケースをひく姿をよく見かけるようになりました。近所の人に聞いたところ、なんでも民泊ができたんだそう。家から1分くらいの場所に住む顔見知りのおばあさんのお宅で、ご本人は施設にお引っ越しされて、空いたところを親族か誰かが民泊にしたとか。そこに外国人が宿泊しているみたい」。 見かけるだけならよかったが、何やら問題が起きているらしい。 「我が家まで騒音が聞こえることはありませんが、お隣さんはかなりうるさいと話していました。1番気になるのは、ゴミ。そのお宅とはごみ収集所が同じなんですが、明らかに分別がぐちゃぐちゃなゴミが増えたんです。近所の人の話ではその民泊から出ているゴミだそう。分別の管理していないオーナーが悪いんだとは思いますが、気持ちの良いものではありません」。 さらにこの3月、小樽の実家に帰ったときのことだ。
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