《おばあちゃんの節約知恵袋30》夏にかさんだエアコン代をカバー!光熱費・食費の節約術
記録的な猛暑で、電気代が爆上がりしてしまった今年の夏。さらに10月には、またもや値上げラッシュが発生する見込み!このままじゃ、老後資金を貯めるなんて夢のまた夢……。 【写真】ガス代を節約、美味しさもアップする煮物の知恵 そんな今こそ、小さなことからコツコツと、節約アクションを習慣にしよう!
【光熱費】
毎日使うものだから、ムダなく効率よくを家族の習慣に 水からではなく“給湯器”のお湯を沸かす お湯を沸かすときは、水からガスコンロにかけるのではなく、給湯器のお湯を使うのが節約につながる。給湯器はエネルギー効率が高く、ガスコンロの約6割のエネルギー消費で済む。 点火したまま“鍋を入れ替えて”連続調理 ガスは点火時に最も消費されるので、こまめに消すより“つけっぱ”が正解。異なる料理を続けて作るときは、いったん火を消すことなく点火したまま鍋を入れ替えるのがベター。 煮物作りは“余熱”でOK 煮物の具を入れた鍋を煮立てたら、火を止めてふたをし、新聞紙とバスタオルでくるむだけ。そのまま半日ほど置いておけば長時間煮込まなくても余熱でできあがる。味もしっかり染み込んで美味しさもアップ。 時短&省エネには、小鍋より“大鍋” 鍋底が大きいほど熱が触れる面積が増え、火の通りが早まるので時短かつガスの消費量がコンパクトに。同様の理由で、丸底より平底がよい。鍋底からはみ出た炎はムダになってしまうため、調理時は炎の大きさを確認して。 野菜の“下ごしらえ”は電子レンジで 野菜の煮物は、ガスコンロで煮込むより、電子レンジで、ある程度火を通してから鍋に。ガス代の大幅節約になるだけでなく、煮崩れを抑えられる。中までしっかり火を通したい場合は焦げ目をつけてから電子レンジへ。 食器を洗うときは“低温”に設定 給湯器の設定温度を40℃から38℃に下げておけばちょっとした節約に。例えば65Lの水道水(水温20℃)を使い1日2回食器洗いをした場合、年間のガス代は約1700円カットできる。 1人なら、お風呂につかるより“シャワー” 浴槽に水をためるときに必要な水の使用量は約200Lなのに対し、15分間のシャワーなら約180L。1人だったらシャワーが水道代の節約に。また、1分間シャワー時間を短縮するだけで年間のガス代は約3500円オフに!