《おばあちゃんの節約知恵袋30》夏にかさんだエアコン代をカバー!光熱費・食費の節約術
【消耗品費】
専用の洗剤などを買わなくても身の回りにあるモノで代用 茶渋は塩や“卵の殻”でスッキリ! 洗剤を使わなくても、台所にある塩や卵の殻を利用すれば茶渋は手軽に落とせる。手肌や環境にはやさしいが、研磨剤のように汚れを削って落とすため、強くこすると食器に細かな傷がつくこともあるので要注意。 使い終わったアルミホイルで排水口の“ぬめり予防” アルミホイルを排水口に入れておくと、水との化学反応で金属イオンが発生し細菌の増殖を抑えられる。コツは、アルミホイルをふんわり丸めて水に触れる表面積を多くしておくこと。 小さくなった石けんは“集めて復活”させる 小さくなって使いづらくなった石けんを集め、ビニール袋に入れて大さじ3~5杯のお湯とともにこねれば、新しい石けんにリボーン。アロマオイルを加えたり、できあがった石けんをクッキーの型で整えるのも楽しい。 シャンプーに“輪ゴム”を巻いて使いすぎ防止 シャンプーやボディソープ、ハンドソープなどプッシュ式のボトルは、ポンプ部分に輪ゴムを巻きつければ出しすぎをセーブできる。輪ゴムを巻く位置によって出る量も変えられるので、必要量に合わせて微調整を。 洗濯のゴワゴワは柔軟剤代わりの“お酢”で解決 洗濯のゴワつきのもととなる洗剤のアルカリ成分を酸性のお酢が中和。加える目安は水45Lに対し、お酢50mL。ふっくらするだけでなく、黄ばみや色落ちの防止、消臭効果も。調理酢ではなく食酢を使うのがマスト。
ジェルタイプの保冷剤が“消臭剤”に転身 「消臭剤入り」と記載のあるジェルタイプの保冷剤は、中身を出して瓶に入れておけば、消臭剤として使える。消臭剤の記載がない場合でも、アロマオイルを加えれば芳香剤として活用できる。 漂白剤や酢、砂糖で花を“長持ち”させる 切り花を身近なもので延命。切り口をお酢に30秒から1分つけたり、水1Lに対し漂白剤もしくは中性洗剤を5~6滴加えて飾るだけで長く花を楽しめる。また、水1Lに対し5~10gの砂糖を加えると花の栄養補給に。 “ゆで汁”でゼロ円&楽チン除草 野菜などのゆで汁は、そのままシンクに流さず、熱湯のまま庭の草にかけて。お金をかけずに地中の根まで枯らしてくれる。ただし、塩分を含んだゆで汁は、繰り返しまくと土壌に影響する可能性があるので控えて。 ムレるブーツは“10円玉5枚”で消臭 脱いだ瞬間に漂う靴のニオイには、10円玉が活躍。帰宅後、靴の中に10円玉を5枚ほど入れておくと、10円玉の銅がニオイの原因となる細菌などの繁殖を抑えてくれる。また、靴の除湿には新聞紙を詰めるのが効果的。 参考/日本テクノ株式会社 〔https://econews.jp/idea2/〕〔https://eco-tatsujin.jp/〕 家庭の省エネハンドブック2024(東京都環境局) 省エネポータルサイト(経済産業省 資源エネルギー庁)取材・文/河端直子