開発者「本当に不幸なタイミングだ」―ロシアが大陸間弾道ミサイルを人類史上初、実戦使用か…同日、ICBMを題材にした人気戦略シム配信で「最悪の時期被り」
2024年11月21日、ロシアからウクライナに向けて大陸間弾道ミサイル(ICBM)とみられるミサイルが発射されました(参考:47news)。同日、SteamにICBMを題材にしたゲームがリリースされたことが話題を呼んでいます。 【画像全4枚】
まったくの偶然の時期被り。制作者は「本当に不幸なタイミング」と語る
同日にSteamで配信されたゲームの名前は『ICBM: Escalation』。大陸にまたがる国家間戦争を扱ったRTS(リアルタイムストラテジー)です。
本来は各国家間で技術レベルを上げつつユニットを作成していき、最終的に開発可能になるICBMを使ってでも敵の殲滅を目指すRTSなのですが……最悪のタイミングでの発売となってしまいました。
なお本作はSteamユーザーレビューで1,500件以上かつ「非常に好評」を獲得しているRTS『ICBM』の続編にあたるタイトル。同様の世界規模の戦争のエスカレーションをテーマにした現代戦ストラテジーは以前から戦略ゲームファンには定番のジャンルのひとつ。そのうえ、しばらく前から同日の発売が予定されていたもので、決して一連の戦争の便乗作品でもなければ、このタイミングを狙って発売されたわけではありません。
この最悪のタイミング被りについて、制作者の1人であるEdmon氏はSteamの掲示板トピックで「本当に不幸なタイミングです。実際の戦争についての議論は口論や炎上に繋がるので、ここでは避けましょう」と述べています。
『ICBM: Escalation』は、PC(Steam)にて3,400円(11月29日まで3,060円)で配信中です。日本語には対応していません。
Game*Spark ずんこ。