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肌悩みが複合的になり、どんなケアが最善なのか迷っているOVER40たちへ、友利先生が最適解をずばり診断！ 今回は40代の肌とコスメ選びにまつわる悩みに答えます。 【写真】40代が話題のコスメを30日間お試しチャレンジ

お話を伺ったのは

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皮膚科・内科医 友利 新先生 医師として、さまざまな媒体で美容を発信し、MAQUIAのチャレンジ企画に欠かせない友利先生。肌状態やコスメの成分を的確に分析し、今の肌状態に必要なスキンケアを導き出してくれる。

大人は自分の肌状態を敏感にキャッチして

「“自分の肌は〇〇だから”や、“自分の肌に合っているコスメはコレ”などと思い込み、何年も同じアイテムを使っていませんか？　私たちの肌は日々変化していて、昨年とも肌状態は違うはず。変化を感じる大人こそ、今の肌状態を敏感にキャッチして、適したアイテムを使ってほしい。皆さんのお悩みに照合し、ぜひ大人のスキンケアの参考に」（友利先生、以下同）

Q.40歳になったら、絶対にエイジングケアのアイテムを使わなきゃダメですか？

A.スキンケアの選び方は年齢ではなく、肌状態を基準に 「年齢で判断するのではなく、肌悩みに合わせて相応のエイジングケアコスメを使うことをオススメします。エイジングケアコスメは成分やテクスチャー、機能性などが大人肌のお悩みに働くように計算されています」

Q.エイジングに向き合う時、やっぱり成分って大切ですか？

A.大人肌のお悩み解決のため、おおまかに知っていた方が指針になりやすい 「シミ、シワ、たるみなど、お悩みに働きかける成分やその機能はある程度知っている方が、大人肌の悩み解決の近道に。ただ“透明感ケア”は乾燥も、くすみも、真皮もトータルで関係するので、一番対策が難しいエイジング悩みです」

Q.40代以降の肌に、生活習慣やストレスはどのくらい影響しますか？

A.若い頃より大きな影響を与えると思って 「40代以上はどんなにいいスキンケアをしていても、生活習慣がおざなりになっているとその影響が如実に。スキンケアと同じくらい、睡眠、食事などのライフスタイルを大切に！」

Q.スキンケアを頑張っても年々手応えが得られにくく、挫けそうになります

A.手応えがないのではなく、いい状態がキープされているのかも 「“最初はよかったのに、肌が慣れてきた”という感想をよく耳にしますが、それは慣れてきたのではなく、そこが一番いい状態である可能性が。横ばい状態の時ほど気がつきにくいものです。もしかしたら、次なるコスメを使い始めるサインのひとつかもしれません」

Q.年々、顔が四角くなってくるのはどうして？

A.骨格の痩せ、脂肪のつき方、皮膚のたるみの影響です 「年齢を重ねると骨が痩せてきます。さらに脂肪がつきやすくなる、そして皮膚がたるむ。この3段階で顔が四角くなってきます。体の仕組みで仕方がないことなので、いかにこの変化を遅らせるかを考えましょう」 MAQUIA 10月号 撮影／藤澤由加　イラスト／本田佳世　取材・文／松井美千代　構成／奈良彩花（MAQUIA）