五島・三井楽町で5年ぶりに正月の伝統行事「獅子駒舞」この一年の家内安全と無病息災を祈り【長崎】
テレビ長崎
五島市三井楽町で300年以上続く正月の伝統行事「獅子駒舞」が行われ、家々の家内安全を願う「村まわり」が5年ぶりに行われました。 この1年の無事を祈願する「獅子駒舞」は、五島市三井楽町貝津地区の正月行事です。 1月3日保存会のメンバー20人が貝津神社で新年最初の舞を奉納した後、笛や太鼓を響かせながら地区の家々へと向かいます。 舞は、天狗が2頭の獅子を神様の前に連れ出そうとする様子を表したもので、(1972年)県の無形民俗文化財に指定されています。 この「村まわり」は、新型コロナや人手不足のため2021年から中止されていましたが、2025年に5年ぶりに復活しました。 地区の人は 「これがないと正月じゃないですね。これ(獅子駒舞)が始まっていただいて、ありがたいと思っています。うれしいことです」 一行はこの日、地区の15軒を回って、この一年の家内安全と無病息災を祈りました。
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