北米生まれのパーティスポーツ「コーンホール」って何? 今アウトドアでマイナースポーツがにわかにアツい
アウトドアの時間を盛り上げるマイナースポーツは、老若男女を問わず楽しめるのが魅力。人気も上昇中で、「モルック」のセットをレンタルできるキャンプ場も増えてきました。ちなみにモルックの動作は、棒を投げ、並んだ棒を倒すだけ。体の負担が少なく気軽に楽しめるのが特徴です。 【写真】実は知らないマイナースポーツをチェックする(全5枚) アウトドアに取り入れたいマイナースポーツはモルックだけではありません。今回は、モルックのように体の負担が少なく、誰もが楽しめるマイナースポーツをご紹介します。
アメリカ生まれのパーティスポーツ「コーンホール」
気軽に楽しめても、夢中になって遊べないと意味がありませんよね。アメリカで古くから楽しまれてきた「コーンホール」は、プロのリーグがあるほど大人気。 ルールもシンプルで、とうもろこしの粒を詰めた布袋(ビーンバッグ)を、台(コーンホールボード)の穴に投げ入れるだけ。穴に入れば3点、台に乗れば1点となり、合計21点の先取を狙います。シングル(1対1)でもダブル(2対2)でも楽しめますよ。
父親の熱い気持ちが生んだ「ウィッフルボール」
もう少し体を動かして遊びたい方には「ウィッフルボール」がおすすめ。スペースの限られた自宅の庭で、「息子と手軽かつ安全に野球をするにはどうすればよいか?」という考えから生まれた野球が原型のスポーツです。 ボールをバッドで打ちますが、塁を回る必要はなく、飛距離で「アウト」「一塁打」「二塁打」「三塁打」「ホームラン」が決まるので、小さいスペースででき、運動もそれほど激しくありません。ボールに空いた穴の空気抵抗を使い、誰でも簡単に変化球を投げられるというのも魅力。初プレイで魔球を投げるのも夢じゃないかも!?
パラリンピック競技の「ボッチャ」
パラリンピック競技でもある「ボッチャ」は、ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、自ボールを最も近づけた人が勝ちという視覚的にとてもわかりやすいルール。近づける方法は自由度が高く、投げても転がしても、他のボールに当ててもOKです。自分と相手のそれぞれが自ボールを6球ずつ持ち、障害によりボールを投げられない場合でも、足で蹴ったりランプ(勾配具)を使ったりするなど柔軟にプレイが可能。個人戦だけでなくチーム戦もできるので、誰もが一緒に盛り上がり競い合えるスポーツです。 他にもサッカーに似たものやラケットを使うものなど、たくさんの種類があります。プレイ人数や遊び方、参加メンバーの好みなどをイメージして、ぜひ新たなマイナースポーツにトライしてみてはいかがでしょうか!
野中陽平