韓国人内野手キム・ヘソンがドジャースと契約 ゴームズGMはベッツ遊撃手の方針「変わらない」と明かす
ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す韓国プロ野球キウムの金慧成(キム・ヘソン)内野手(25)がドジャースと契約を結んだと2日(日本時間3日)、発表された。球団公式Xによると延長オプション付きの3年契約総額1250万ドル(約19億6500万円)で、28、29年には球団側にオプションが付くという。 【写真あり】“怪物新人”スキーンズの美人彼女、タイト白ドレスで大学卒業報告 SNSフォロワー数1350万超 これを受けて、ドジャースのゴームスGMが取材対応。『ベッツを遊撃手で起用という話だったが、変わるのか』と聞かれると、「今でもその考え方は変わらない。ドック(ロバーツ監督)と話しているが、テオが右翼手で、コンフォルトが左翼手。そこから進んでいく」と、あくまでもベッツ遊撃手のプランが第一優先の方針を示唆した。 そのうえで同GMは「これまでも言ってきたように、才能(のある選手)を加え続け、バランスを取り、ラインアップを整え、それを繰り返していくことが私たちの目標。私たちはすでに歩み出せていると感じているし、これからもそれを続けていく」と、2年連続世界一へ向けて補強の手は緩めないことを口にした。 キム・ヘソンは昨年12月5日にポスティングされ、MLB各球団との交渉が解禁となった。交渉期間は30日間のため、日本、韓国時間4日午前7時が期限だったが、締め切り直前で海を渡ることが決まった。 2017年にキウムでデビューしたキム・ヘソンは走攻守3拍子揃った選手として知られ、韓国プロ野球で通算953試合に出場し、打率・304、37本塁打、386打点、211盗塁を記録。今季は127試合で打率・326、11本塁打、75打点、30盗塁を記録。二塁手の守備賞を獲得した。 韓国プロ野球界からは李政厚(イ・ジョンフ)も昨オフ、ポスティングシステムを利用してキウムから6年総額1億1300万ドル(約176億3000万円)の大型契約でジャイアンツに移籍している。