解任危機を乗り越え?ヤンキースがブーン監督の続投発表も複数年契約は結ばず…一方ドジャースはロバーツ監督の“永久監督”を示唆…年俸5億円はどこまでアップ?
ムーキー・ベッツが「ロバーツ監督がいなければ、ワールドシリーズの優勝はなかった」と明かすなど、賞賛の声ばかりが並ぶ。こちらは来季が3年契約の最終年となるが、ゴメスGMは、「彼には我々が見ることができる限り球団に留まることを期待している」と長期契約結ぶ意向であることを示唆した。その賞賛の言葉は永久監督の約束と言っていいほどのもの。米サイト「ジ・アスレチック」によると、このオフか、来春の開幕までに長期契約を結び直す可能性があるという。 ロバーツ監督は、ドジャースの過去9年間のすべてでポストシーズン進出を決め、地区優勝が8度、ナ・リーグチャンピオンシップを制したのが4度、そして2020年、2024年と2度ワールドシリーズを制覇した。ドジャースの専門メディア「ドジャーブルー」は、「彼はMLBのプレミア監督の一人であること、そして史上最高の監督であることを証明している」と称えた。 しかし一方でロバーツ監督にもブーン監督と同様に解任の危機があったことも確か。メッツとのナ・リーグチャンピオンシップの第5戦で6対12で大敗し、対戦成績が3勝2敗となった際には、投手継投の采配ミスを批判され、米メディア「ファンサイド」は「ロバーツは第5戦でひどい誤算を犯し、自らの解雇通知にサインした」とまで報じた。だが、ワールドシリーズを制覇したことで評価は一変した。 前出の「ドジャーブルー」によると、2022年に3年契約を結んだ際の1年の年俸は、推定325万ドル(約5億円)で「この報じられた数字が正確であれば、今回は大幅に増加するはずだ」とした。 ちなみに現役監督の勝率1位は、ロバーツ監督の.627で、2位がブーン監督のの.584。解任危機を乗り越えた2人の名監督のワールドシリーズの因縁の再対決に早くも期待が高まっている。
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