【MLB】ホワイトソックスが今季106敗目 54年前の球団ワースト記録に並ぶ 直近43試合で4勝39敗
【メッツ5-3ホワイトソックス】@ギャランティードレイト・フィールド
日本時間9月1日、ホワイトソックスは本拠地ギャランティードレイト・フィールドでのメッツ3連戦の2戦目を迎え、3対5で敗戦。連敗が9に伸び、今季106敗目を喫して1970年のシーズン球団ワースト記録に並んでしまった。メッツ先発のホセ・キンタナが5回6安打2失点(自責点1)で7勝目(9敗)をマークし、5番手のホセ・ブットーは1点を失ったものの、3セーブ目を記録。ホワイトソックス先発のデービス・マーティンは5回5安打4失点で3敗目(0勝)を喫した。 【動画】メッツのピート・アロンソが先制の30号2ランを放つ ホワイトソックスは先発のマーティンが1回表二死1塁からピート・アロンソに30号2ラン、ジェシー・ウィンカーに13号ソロと二者連続アーチを浴び、いきなり3失点。2回裏無死1・3塁から内野ゴロの間に1点を返したが、3回表にウィンカーのタイムリーで追加点を奪われ、再び3点ビハインドとなった。3回裏にギャビン・シーツのタイムリーで1点を返したものの、6回表にスターリング・マルテのタイムリーでまたしても3点差に。9回裏一死1・3塁から内野ゴロの間に1点を返し、2点差に詰め寄ったものの、最後は二死1・2塁のチャンスでアンドリュー・ベニンテンディがピッチャーゴロに倒れ、9連敗となった。 ホワイトソックスはこれで今季31勝106敗となり、借金は驚異の75。勝率は.226まで下がり、シーズン37勝125敗ペースとなっている。日本時間7月11日のダブルヘッダー第2試合以降は、ア・リーグ史上ワーストタイの21連敗も含め、43試合で4勝39敗(勝率.093)という惨状になっており、丸2ヶ月以上にわたって連勝なし。20世紀以降のシーズン最多敗戦記録は、メッツが創設初年度の1962年に喫した120敗だが、その記録更新は不可避という状況だ。ちなみに、ホワイトソックスがシーズン120敗を回避するためには、残り25試合で12勝13敗以上の成績が必要となる。