竹内涼真「精神的に強くなった」河合優実「人格みたいなモノが…」 10年間での自身の変化明かす
■竹内涼真、10年前から現在の姿をイメージ「割とブレなく想像通り」 ――今回、1995年と2005年の2つの時間軸で物語が進んでいきますが、ご自身のいま現在の活躍を10年前から想像できていましたか? 竹内:10年前は20歳か。想像しています。もちろん完璧にイメージ通りにとはならないですけど、割とブレなく想像通りです。(役者としてやっていくと)決めていたので、あとは一生懸命やるだけでした。 河合:私は13歳だから中2ですね。全く何も想像していなかったです。(女優に)なりたいとかもなかったですし、(当時は)ほかに好きなものもあったし、今の姿というのは全く持って0%でした。 竹内:へぇ~! ドラマ・映画は好きだったの? 河合:振り返ると好きな家庭環境でしたね。自分がドラマ・映画好きだとは思っていなかったけど触れられる環境でした。 ――この10年で一番変わったと思う部分はどこですか? 河合:私はこの間パソコンを買って、過去の写真や動画を整理してたんですけど、そこに映っている自分がすごく騒がしいんです。ひょうきんだし、いろんな人に笑ってほしいみたいな感じがすごくして(笑)。自分では取材の場などで「(私は)実はそういうタイプなんです」と言っていたんですけど、やっぱりそうだったんだと。でも、高校を卒業したぐらいから「落ち着いてますね」とすごく言われるようになって。自分では意識していなかったんですけど、お仕事を始めてそういう風になってきたのかもしれません。性格が変わったとまでは言わないですけど、仕事をしている人格みたいなモノができたんでしょうね。責任感0の状態が本当に自由すぎる(笑)。 ――竹内さんは、こういった河合さんのひょうきんな一面を撮影で感じられましたか? 竹内:垣間見えてはいないんですけど、もしかしたら眠っているんじゃないかなという瞬間があったんですよ。爆発的なものがあるんじゃないか? と(笑)。お芝居を見ていると、何か底知れない何かがあるんじゃないか、という感じがしました。