鈴木もぐら、『ゴジラxコング』に独自の視点 「信頼度は…」「蛇魚うまそう」「リセットボタン願望」
現在公開中の、映画『ゴジラxコング 新たなる帝国』。ハリウッド版『ゴジラ』シリーズと、『キングコング』シリーズの壮大な世界観がクロスオーバーする、「モンスター・ヴァース」シリーズの最新作で、すでに北米で大ヒットを記録している。 【写真】映画『ゴジラxコング 新たなる帝国』の場面写真(全9枚) 今回は、探査機ヒーヴのパイロット・ミケルの日本語吹き替えを担当する空気階段・鈴木もぐらにインタビュー。鈴木が接してきた『ゴジラ』の思い出、そして今回の『ゴジラxコング』に感じた意外な魅力について話を聞いた。
■映画『ゴジラxコング 新たなる帝国』声優として参加する空気階段の鈴木もぐら ――元々、ゴジラシリーズについてはどのように接していたんですか? 僕が子供の頃、90年前半ぐらいに『ゴジラVSモスラ』とか『ゴジラVSキングギドラ』とかが放映されていました。近所のスーパーの2階が映画館になってまして、保育園とか小学校の前に謎のおっさんが立ってて、割引き券を配ってたんですよね。あれ、何だったんだろう? それをもらって安く観に行っていた思い出があります。 大人になってからは、やっぱりパチンコのゴジラシリーズ。特に最新の『ゴジラ対エヴァンゲリオン』。これには本当に衝撃を受けましたね……。初めて観た時には、ゴジラ側もエヴァンゲリオン側もすごいなと思いました。懐が深いです。「よくコラボしたな」「パチンコで打たせてくれたな」って。だって、ゴジラとエヴァの初号機が協力してキングギドラと戦うみたいなリーチがあるんですよ! あと、綾波レイがキングギドラに洗脳されちゃって。僕らは「ギドラレイ」と呼んでたんですけど、ああいうのはすごいなと思います。映像もすごくて、エヴァンゲリオンの第三新東京市に、使徒じゃなくてキングギドラが来て戦って。 ただ、僕自身は相当負けてますけどね。それでも打ってたから、やっぱりその思いが通じたのかもしれません。でかいゴジラの役物がいて、チャンスの時にゴジラがうわっと吠えて、僕の脳に向かってビームを吐くんですよ。「わあ~っ!」ていう。相当ビーム食らってますからね。