オリックスの最重要課題となってきそうな森友哉の獲得【川口和久のスクリューボール】
世界がつながっている
今季は京セラドームで打率.348とよく打った西武・森
日本シリーズが終わり、移籍戦線が本格的にスタートした。 海外挑戦組はソフトバンクでFA宣言した千賀滉大が最注目だ。国際大会の実績もあるし、アメリカではすでに『お化けフォーク』を『ゴーストフォーク』と言って盛り上がっているらしいね。野茂英雄以来、真っすぐ、フォークを武器に活躍した日本人投手は多い。その2つを高いレベルできっちり兼ね備えた千賀は、メジャーでも安定株と言えるだろう。 ポスティングでの移籍では、日本シリーズでも活躍したオリックスの吉田正尚が行使を希望し、球団と交渉している。オリックスがOKするかどうかは分からないが、こちらもすでにNYメディアで「ヤンキースにフィットする」という記事が出ているという。これも時代だね。昔はアメリカのメディアが日本人選手のことを扱うとき、名前を間違えたり、写真を間違えたりはよくあった。今はSNSで世界はつながり、すぐ映像まで確認できるから情報が速いし、精度も高い。 近年、日本人野手の挑戦は大谷翔平(エンゼルス)という別格を除けば・・・
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週刊ベースボール