飼育員さんも思わず触りたくなる「ふわふわ」…新江ノ島水族館、みんなで見守った待望の「赤ちゃんアザラシ」がかわいすぎる
ちゃんと母乳をあげられるのか
産まれたばかりの赤ちゃんアザラシに人間が近づくと、お母さんアザラシが警戒をしてしまいます。特別な事情がない限りは、しばらく遠くから見守ります。初産のアザラシは産まれた子どもを自分の子どもだと認識できずに、育児放棄をしてしまうケースもあるそうですが、ココはその日のうちに授乳をする姿が見られました。 赤ちゃんアザラシの体重も順調に増えていて、ココがしっかりとミルクをあげられていることが分かりました。これで遠山さんもひと安心をしたそうです。アザラシの子育ては3週間ほどで終わります。 「普通、アザラシの子育ては、母親の方が子どもを遠ざけるんです。子どもがミルクを飲みたくて近寄ってきているのに、母親がそれを避ける、みたいなことが続いて、子育てが終わります。 ココの場合はなぜか逆で、ココはずっとミルクをあげようとしているのに、赤ちゃんの方が『もうミルクはいらないよ』といった感じでココから離れていったんです。自分から親離れしたんですね。ココは初産なのに、子育てが上手でした」 公募していた赤ちゃんアザラシの名前は6月30日に発表となります。
現代ビジネス編集部