Twitter Japan、「X Corp. Japan」に社名変更 ロックバンド“X JAPAN”にはならず
X(旧Twitter)日本法人のTwitter Japanは11月23日、社名を「X Corp. Japan (エックス コープ ジャパン)」に変更したことを発表した。 【画像】X日本法人はどうなった? 米Twitterは2023年7月に、社名をXに変更した他、プラットフォームに害を及ぼしているbotやその他の悪質な行為を働く者を検出して排除するため、告知なしに閲覧制限を実施した。その当時、社名変更に関して、Xでは「日本法人名もTwitter JapanからX Japanになるのではないか?」との投稿が相次いだ。 それを受け、ロックバンド「X JAPAN」のリーダーであるYOSHIKIさんは、楽曲のリリースにあわせて「X JAPANという名称で争いたくない」との考えを示していた。 X Corp. Japanは2024年11月23日、社名変更とともに、言論の自由を推進するXの概要や、日本における利用者数、これまでの取り組みなどを明らかにした。投稿全文は以下の通り。 2024年11月11日より「Twitter Japan 株式会社」は「X Corp. Japan 株式会社」(読み:エックス コープ ジャパン カブシキガイシャ)へ社名変更いたしました。 Xはテクノロジーでイノベーションを起こす企業として、Freedom of speech(言論の自由)を守りながら、世界で最も便利なEverything Appの実現に向けて比類なきスピードで開発を進めています。 Xは世界全体で利用者数・利用時間において過去最高を更新しています。 ・全世界の月一回以上利用者数は5.7億(2024年 第二四半期) ・全世界の一日一回以上利用者数は2.51億(2024年 第二四半期) ・全世界の一月あたりのアクティブ利用分数 +25%(2024年8月 vs 2022年8月) 日本においては人口の約半数が利用しています。 ・日本の月一回以上利用者数は6700万(2023年 平均) ・日本の一日一回以上利用者数は4000万(2023年 平均) 2023年のみで200以上の新機能リリースや強化を実施。2024年11月現在までに開発・強化された代表的な機能: ・兄弟会社であるxAI生成AI GrokのXへの実装 ・GrokによるAIを活用したコンテンツマッチング、広告配信 ・初めてのスマートテレビ専用アプリ X TV ・全画面の縦型動画などの動画機能強化 ・X内でブログのような長文記事投稿が可能な記事機能、電話番号などの個人情報を教えることなくX上でつながることができる音声・ビデオ通話 ・人の手によりポスト内容の真偽に対する付加情報や背景情報が追加できるコミュニティノート 今年、日本オフィスで初めてのエンジニアを採用。日本をベースとして他分野にわたる開発を担当するエンジニア組織の拡大・強化を進めています。既に様々な機能開発や強化を日本から実行しており、今後も日本オフィスのエンジニアだからこそ可能な、以下を例とする開発を行う予定。 ・日本で特に強いXでのカルチャーや使われ方:漫画、災害時のインフラとしての機能、ハッシュタグつきの投稿、検索機能周りなどにおける機能の強化 ・日本にとって重要なイベントや祝日などのモーメントに合わせた特別なエフェクトや機能 ・Xの一般利用者が参加できる日本語公式コミュニティ「X・バグ報告・ご要望」(今年10月に稼働を開始)からのフィードバックに基づく開発 XはFreedom of speech(言論の自由)を推進するプラットフォームであるからこそ、人々が本音を語り合い、また、真実が語られる場所でもあります。本音や真実が語れる場所だからこそ人を動かす力があります。You are the media now.
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