強制徴収に力を入れる日本年金機構…「赤い色の最終通告」を無視した58歳男性に課される、重たすぎるペナルティ【FPが解説】
納付した場合と、未納のままでいた場合の年金額の差
年金を納付した(Aさん)場合と、未納(A”さん)のままでいた場合の年金額の違いは次のとおりです。65歳からの年金に20万円以上の差があります。 老齢基礎年金は2024年度額 老齢厚生年金は17年(204月)、標準報酬月額を36万円で計算、差額加算等含まず Aさんは、「いままで郵便物の確認もしないでいた自分が情けない。あのままでは、財産差し押さえになっていたかと思うと恐ろしいです。将来受け取る年金のためにも、これからは期限内に納付します」といいます。 年金機構からの通知は中身をしっかりと確認しましょう。もし年金が支払えないなどの事情がある方は、年金事務所などへ相談に行くことをおすすめします。 <参考> 日本年金機構の取り組み(国民年金保険料の強制徴収) https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/hokenryo/kyoseichoshu.html 三藤 桂子 社会保険労務士法人エニシア FP
三藤 桂子