先制点を叩き込んだMFニコラエ・スタンチュ(21)が歓喜を爆発(Getty Images)

[6.17 EUROグループE第1節 ルーマニア 3-0 ウクライナ ミュンヘン] 【写真】影山優佳さんが“人気女優”と代表戦を現地観戦「可愛すぎる」「勝利の女神が2人」 　EURO2024は16日、大会4日目を迎え、グループEではウクライナ代表と対戦したルーマニア代表が3-0の勝利で白星発進。第2節でルーマニアはベルギー、ウクライナはスロバキアと対戦する。 　序盤からウクライナがボールを保持して試合を進め、押し込む時間帯が続く。しかし、高い集中力を保つルーマニア守備を攻略できずにフィニッシュまではなかなか持ち込めない。 　すると、前半29分にルーマニアが一瞬の隙を突いて先制する。ウクライナは最終ラインでつなぐも、厳しいバックパスを受けたGKアンドリー・ルニンがキックミス。ボールを奪ったMFデニス・マンが中央へ送ると、MFニコラエ・スタンチュがPA外から鮮やかな右足のシュートでネットを揺らし、スコアを1-0とした。 　さらに39分にはスタンチュが蹴り出したCKが直接ゴールを襲うも、クロスバーを叩いて追加点とはいかなかった。しかし、1-0のまま迎えた後半8分にカウンターから追加点を奪取。右サイドから中央に切れ込んだマンの突破は阻まれたものの、こぼれ球に反応したMFラズバン・マリンがPA外から弾道の低いミドルシュートを叩き込んだ。 　さらに12分にはショートコーナーの流れからマンのラストパスをFWデニス・ドラグシュが左足で押し込み、リードを3点差に広げる。 　3点のビハインドを背負ったウクライナは17分、一気に3枚を変えて状況を打開しようと試みる。32分にはMFゲオルギ・スダコフが放ったミドルシュートが枠を捉えるが、GKフロリン・ニツァにストップされる。その後も、ウクライナの反撃を許さなかったルーマニアが逃げ切り、3-0の完封勝利を収めた。