万博会場、大型荷物預かりは1個1万円、200個限定 混雑緩和狙い
2025年大阪・関西万博を主催する日本国際博覧会協会(万博協会)は、来場者の大型荷物を万博会場で預かる場合、預かり料を1個あたり1万円、200個限定とすることを決定した。 【写真】日本国際博覧会協会の理事会の後、会見する石毛博行事務総長=2024年12月26日午後、東京都千代田区、原田達矢撮影 万博協会は会場や地下鉄の混雑防止のため、場内への大型荷物の持ち込みを禁止している。預かり料金を高額にすることで荷物を携えた来場を抑えるねらいがある。 26日の理事会で報告された。万博協会によると、持ち込み可能な荷物は幅60センチ、奥行き90センチ、高さ40センチに収まるもの。X線による検査装置で検査が可能なサイズとした。会場の東西入り口付近でそれぞれ100個ずつ受け付ける。一つにつき1万円がかかる。キャスター付きの荷物は、大きさに関わらず持ち込み禁止とした。
朝日新聞社