11月から自転車の「ながらスマホ」などの罰則強化（三重テレビ放送）

　道路交通法の改正で自転車を運転する人の「ながらスマホ」や酒気帯び運転の罰則が11月から強化されるのを前に、24日に三重県津市内で三重大学の学生らが啓発活動を行いました。 　11月1日から道路交通法が改正され、スマートフォンを操作しながら自転車を運転する「ながらスマホ」の違反者には、最大1年以下の懲役または30万円以下の罰金、酒気帯び運転では3年以下の懲役または50万円以下の罰金が新たに課されることになりました。 　24日は、三重大学の学生12人や津警察署の署員らが「信号を守りましょう」などの啓発メッセージが書かれたプラカードを持って、自転車の安全な走行を呼びかけ、通勤・通学途中の人に道路交通法の改正で罰則が強化されることを説明していました。 　参加した大学生が「実際に危険走行で危ない思いをしたことがあったので、少しでも危険運転が減ればいい」と話すと、津警察署の谷口直二交通第一課長は「自転車運転中のスマホ操作や飲酒運転は危険な行為。罰則強化に関わらず絶対にしないで」と呼びかけていました。