24日午前6時40分頃に漁業関係者から鳥羽海上保安部に通報（三重テレビ放送）

　24日朝、三重県鳥羽市の離島・答志島の沖合で漁船が転覆しているのが見つかり、乗っていた3人のうち男性2人が発見され、死亡が確認されました。 　一緒に乗っていたもう1人の女性は現在も行方不明となっています。 　24日午前6時40分頃、漁協関係者から鳥羽海上保安部に「漁船が転覆している」と通報がありました。 　鳥羽海上保安部が船内を捜索して男性1人が船内で発見され、その後、行方不明になっていたもう1人の男性も発見されましたが、死亡が確認されました。 　死亡したのは、答志島に住む漁師の西川豊博さん(76)と、旅館を営む山下定宏さん(76)です。 　山下さんの妻・美智子さんの行方がわからなくなっていて、鳥羽海上保安部の巡視艇や漁協の船などが捜索を行いましたが、発見には至っていません。（25日9時現在） 　地元の漁業関係者によりますと、23日午後11時頃、答志島に住む山下さん夫婦が伊勢市内の病院に入院している親族に会うため、漁師の西川さんに船を出してもらい連絡がとれなくなったということです。 　鳥羽海上保安部によりますと、当時は晴れてうねりはなく視界は良好だったということです。