最高速度は350キロ&0-100キロ加速は2.7秒!? 1275馬力の“マクラーレン史上最速”スーパーカー 新型「W1」日本初公開
世界限定399台はすでに完売
新型W1のスタイリングはF1マシンから着想を得たグラウンドエフェクト エアロダイナミクスとマクラーレンのレースモードとを融合させています。
レースモードではフロントが37mm、リアが17mm車高をダウンし、最大1000kgのダウンフォースを発生します。 また、後方に300mm展開する「マクラーレン・アクティブロングテール」リアウイングを含め、公道走行可能なマクラーレン車で最も先進的なアクティブ エアロパーツを装備しています。 0-100km/h加速は2.7秒、0-200km/h加速は5.8秒、0-300km/h加速は12.7秒以下で、最高速度は350km/hで電子リミッターが作動します。 0-300km/h加速のタイムは「スピードテール」を上回り、マクラーレンが基準とするサーキットでは「マクラーレン セナ」のラップタイムを3秒短縮しました。 マクラーレン独自のカーボンファイバー製モノコックは、W1専用の「マクラーレン エアロセル」を採用しています。フロントサスペンションはエアロセルに直接マウントされ、外から見ることができます。 主要なコンポーネントは3Dプリンターで製作したり、チタン製パーツを活用することで軽量化を最大限に進めています。 ドアの開閉はマクラーレン車伝統のディヘドラル式と呼んでいますが、従来までの前ヒンジで斜め上方に開くタイプではなく、いわゆるガルウイング式に開くタイプとなっています。 コクピットではシートはモノコックに一体化され、ドライビングポジションはペダルやステアリングホイールなどを動かして調整します。 ※ ※ ※ マクラーレン新型W1の生産台数は世界市場全体で399台に限定されています。ただし、すでに完売しているといいます。 欧州で発表された車両価格は、英国付加価値税を含めて200万ポンド(日本円で約3億9500万円)となっていますが、インテリアはMSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)を活用することでさまざまにカスタマイズが可能で、自分だけの1台を創り上げることができます。
VAGUE編集部